この度、画家加藤Kのライフワークである「写真」の個展を、K.Art Studioで開催致します。
日々の日常で出会った「面白い」と感じた人工物、自然物を「画家」の眼、主観で切り取っ
た写真で構成された写真展になります。面白いと感じた「人工物」「自然物」の風景とい
うレディーメイドを、画家の主観で撮影、切り取ることにより初めて「作品」となります。
加藤Kの日常に潜む「小宇宙」を感じていただければと考えています。

 


 

 

「YOBITSUGI COSMIC」展に寄せて

この度、K.Art Studioでは、画家加藤Kによる写真展「YOBITSUGI COSMIC」展を開催いたします。

私は、画家活動する傍ら、映像作品、サウンドアート、写真作品等も制作してきました。 今回は私
の「写真」作品に焦点を当てた展示になっています。 私が、幼いころから育った地元名古屋市南区
の「YOBITSUGI(呼続)」の街を中心に、鉄道、日常風景、影等を画家の目線で切り取った
写真展になります。モチーフの風景は、自然物、人工物といった、レディーメイドの風景がほとんど
で、画家の目線で切り取る(撮影する)ことにより初めて、「作品」となります。レディーメイドと
いえば、マルセルデュシャンの「泉」が有名ですが、私もこの「レディーメイド」の視点に大きく影
響を受け、例えば高速道路をそのまま美術館にもっていってタイトルをつければ、立派な巨大作品に
なるのでは?とも思います。 サウンドアートでも「レディーメイド」的視点は貫かれており、「ゲー
ムセンター」「工事現場」「ラジオのノイズ」「鉄道の音」等、レディーメイドのモチーフを作者の
主観でレイヤー状にミックスすることに より、より多重的サウンドアートとなります。また、自分が
外出し、帰宅するまでの耳に入る音を一つのサウンドアートにすれば、非常に面白い作品になるので
はと思ったりします。まさにアンディーウォーホルの、ビルディングを定位置から撮り続けた映画作
品 「エンパイア」にも通じる視点ともいえるかもしれません。また、私は絵画制作においては何かを
「感じながら描く」ことを重要だと考え、制作は、ある種シャーマン的側面があると考えます。私の
住む呼続近辺は「私鉄・地下鉄」が最寄りにあり、その鉄道利用中に巡り合う自然物、人工物、影等
に興味を持ち、近年性能も非常に向上したタブレット端末で、それらのモチーフを撮影することをラ
イフワークとしてきました。本展で、私の住む「呼続という小宇宙」を中心とした風景から感じる
「 何 か」を、鑑賞者の皆様との間で共有できればと思います。


2025/12   加藤K

 

 



 

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