小笠原真澄展/2015

EXHIBITION OF MASUMI OGASAWARA





異国の文化にふれることは 常に新鮮であり、刺激的なことです。普段見慣れてる風景は
見飽きていて感動がないから 見たことのない風景を追い求めてしまいがちになります。

しかし、たまに見る風景は 実は表面的な部分しかみえておらず 物事の本質を見極めが
たいものでもあります。

今回の展覧会「日本」では、古代から現代までの日本人の美意識をくすぐる感性を ジャパン
ブルー、風情、健気、粋、 文化、アート、仏、詫び、さび 農村の伝統的手仕事、遊び心、 日常
などなどを 作家の視点でとらえてみました。

そこで暮らしているものでしか出会わない身近なことを 世界とつながっている時代だからこそ
発見、発信していく必要があるとおもうのです。

小笠原真澄